テニスラケットを"重く"してみた!!
テニスラケットを"重くする"事について、実際にやってみた感想を話そうと思います。
Q.何故やってみたか!
A.単純に新しく買ったピュアドライブ2021が軽く感じたから。と、何となくボールが飛ばない?と感じたから。
Q.適してる重さをどう見つけよう?
A.まずベタっと長めにテープを貼りつけてそこから打感・振り易さ・球威・しんどさ等を考慮して徐々に短くカットしていった。
Q.何を使った?
A.キモニーのレッドテープスリム!
Q.どこに重りテープを貼った?
A.1回目→10時と2時の方向。
2回目→9時と3時の方向。
以下、実際にやってみた感想!!
まず1番変化があったこと。それは
完全に球威が上がったこと。
例えばボレスト。強打したつもりのない球なのに相手のラケットが目に見えて弾かれてた。
サーブも球のスピードが確実に上がった。
一方で問題点もあった。
①10時-2時の方向
スウィングウェイトが上がりすぎて"ガシャリ"と"しんどさ"が目立った気がする!
ラケットを多少重くしても振り遅れる事はないみたいな記事がネットにあったけど、明らかに振り遅れが出てきた。
②9時-3時の方向
目に見えて良かった事は面の安定性が上がった事と、同じ重さながらスウィングウェイトが上がりすぎ無いので割とカスタム前と同じ様に振っていけた事。
ラケットを重くして間もない頃は、まず球威が上がった事やサーブが早くなった事を気に入って「重さ=正義」だったのだ…!!とハッとした。
けれど半年程試行錯誤した結果デメリットもある事がわかる様になった。
それは謎の「ガシャリ」。
何故かガシャリが非常に多くなったなぁと何となく感じていて、初めは「振り遅れか…?」とか、「単純に下手になった」とか思っていた。
で、しばらくしてからこれまで自慢で中々打ち負けることがなかったフォアが安定しなくなった。
何故だろうと考えた。
フォームを動画で確認して、素振りしたり打つタイミングを早くしたり色々試した。
ある日ふと原因が分かった気がした。
重くなったラケットを早く振ろうとすると身体は遠心力を使ってラケットを振ろうとする。原因は右腕では無く、身体(特に左上半身)を無意識に左に傾ける癖が生まれた事にあった。
身体を若干左に傾け、遠心力を使って打とうとするので、傾いた分スイートスポットからボール半個分ヘッド側にズレてインパクトしていた事に気がついた。
まとめ
ラケットを重くする事は素晴らしい効果(球威の向上・面の安定性)が得られるけど、重すぎるとフォームが崩れる。
僕の場合はフォアがガシャリ易くなった。バックはめっちゃ良い。笑
現状から徐々にレッドテープを短くカットしていっていい塩梅を見つけようと思う!
という記録でした☺️